22'有馬記念(GI)を振り返る
競馬の年末の風物詩、有馬記念がやってきました。
当日までにある程度の見込みは立てていましたが、今日は阪神と中山のそれぞれのレースを観ながらアワアワしながら予想を立てましたw
本命はボルドグフーシュ!と言いたかったんですが、前回よりパワーアップして枠も良くなって三着を外すビジョンが見えなかった⑬タイトルホルダーに!
三連複の軸としました。
相手にはまず、⑤ジェラルディーナ、⑨イクイノックスを。
ここまでの三頭が自分に取ってはカッチカチの三頭だと思ってたし、実際人気上位三頭でしたね。
ここにさらに元々の本命候補③ボルドグフーシュ、京都大賞典で「一目惚れ」してJCでも最高の走りを魅せてくれた⑥ヴェラアズールを。
正直ここで止めても良かったかもしれないのですが心配症で買い目を増やしたい悪い癖が出て…
菊花賞3着⑩ジャスティンパレス、アルゼンチン共和国杯勝馬にして中山巧者⑮ブレークアップ、大外こそ大問題ではあるものの実力派十分去年二着⑯ディープボンド。
体重次第でと考えていた⑦エフフォーリアは520kg代にならなかったので切り、460kg代なら、と考えていたボッケリーニをギリ合格として...
⑬軸③⑤⑥⑨⑩⑭⑮⑯の三連複軸一頭流しで勝負!
ジェラルディーナはやや出遅れ!
タイトルホルダーはスパっとハナを取って理想の展開に!
向こう正面でもう勝ち確や!と思ったのですが…w
イクイノックスは中団少し前の好位に着けてこれはいい勝負するぞ!と感じました。
これまでのイクイノックスは400~350mで最後の脚を繰り出すので、中山の直線310mは脚を持てあますかもしれないと思っていたのですが、これは鞍上ルメールJがやはり一番理解していた!
4角手前で早めに押し上げ、外を最後の直線であっという間に先頭に!
タイトルホルダーはディープボンドにつつかれている内にみるみる沈んでいく...(だからって君も一緒に仲良く沈んでいかんでいいんやでプボ君)
ボルトグフーシュは後方二番手で向こう正面を走っていて「これは早くまくらないと間に合わないぞ!?」と思っていたら4角の所でイクイノックスの後ろにいたんでこれはびっくりしましたねw
終盤は序盤から好位につけていたエフフォーリアとイズジョーノキセキ(!?)がそのまま前に残っていたもののあっという間にイクイノックスがぶち抜いていき、そこにおいすがるボルドグフーシュ!
そして出遅れからここまで取り戻してきたジェラルディーナ!
そのまま決まって
1着⑨イクイノックス
2着③ボルドグフーシュ
3着⑤ジェラルディーナ
4着②イズジョーノキセキ
5着⑦エフフォーリア
となりました!
はい...
軸外し
&
ヒモ決着!!!!!!!
いやー、色んな意味で見事!
これ、当初の予定通りボルドグフーシュ本命でよかったやん…w
さて、エフフォーリア...
最終追い切り後の鞍上インタビューで「去年の春とは違う。今のエフフォーリアで出来ることを」と答えていました。
馬体写真では某元騎手からは牛呼ばわりされ、やはりすこし太めが気になるかもしれない体重で出てきましたが、「今出来ることをやり切った」ことはやれたんだと思います。
「Fの復活」として期待されていたのはやはり連覇だったと思いますし、これを復活とするのは間違い...だとするなら「シン・エフフォーリア」なのかな、と。
また少し休みを取っていい走りを見せてもらいたいですね。
驚いたのはそのエフフォーリアを退け4着したイズジョーノキセキ!
エリザベス女王杯では10着はなんだったんだ?その時の鞍上ルメールJは「距離が少し長い。GIでは2000mまでかな」って言ってたぞ?
1800mを主戦場としながら2200mの延長に果敢に挑み、さらに300m延長で4着に来たのは驚き以外の何物でもないでしょう。
来年6歳となる牝馬ですが、まだ来年もう一花咲かせるんじゃないでしょうか?
イクイノックスは…完璧でしたね。
前述の通り、「足を持て余し」た結果負ける可能性もあると睨んでいたんですが…
馬も強ければ鞍上も完全に手の内に入れた完璧な騎乗でした。
最小キャリアで秋天に有馬記念まで勝って、年度代表はもう確定でしょ…
来年、どんな走りを見せてくれるんでしょうね…
さて、水曜日には今年最後のGI「ホープフルステークス」が待っています。
武JのGI完全制覇のラストピース!今村Jの初GI騎乗!
など楽しみな要素がありますが…私の本命はファントムシーフ!
新馬戦を現地で見てその強さに驚き、二戦目の野路菊ステークスでも強い走りで一着!
さぁしかも福永先生だぞ!見てろよ見てろよ~!